2019年08月26日
ニュースリリース
囲碁AI「GLOBIS-AQZ」、世界大会で5位の結果に
グロービス(東京都千代田区、代表:堀義人)、機械学習エンジニア・山口祐氏、株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表取締役:福原智氏)の三者で開発を進めていた囲碁AI「GLOBIS-AQZ」は、日本時間8月21日(水)~25日(日)に中国・山東省日照市で開催された囲碁AIの世界棋戦「2019 中信証券杯 第3回世界電脳囲碁オープン戦」(主催:中国囲碁協会)に出場し、5位の結果となりました。優勝は中国のFineArtでした。
(左) GLOBIS-AQZとLeela Zero(ベルギー)の準々決勝での対局(8月22日)
(右) 表彰式の様子(8月25日)
本大会には、中国(8)、韓国(2)、ベルギー(1)、中華台北(1)、香港(1)、日本(1)の6つの国と地域から、14チームが出場(カッコ内は出場チーム数)。GLOBIS-AQZは日本勢唯一の参加でした。
GLOBIS-AQZは、21日の予選では、Octopus GO(中国)、Leela Zero(ベルギー)、CGI Go Intelligence(中華台北)、Clear Stone(中国)に勝利。FineArt(中国)に敗れたものの、4勝1敗の成績で22日からの本選に進出していました。22日の準々決勝でLeela Zeroと再戦。306手までで黒番GLOBIS-AQZの投了となりましたが、最後まで打っていれば、Leela Zeroの半目勝ちとなる内容でした。
GLOBIS-AQZは、グロービスが中心となり2018年9月に開発プロジェクトを発足。囲碁AI世界一と若手棋士育成を目指して活動していました。若手棋士育成の活動では、今後、公益財団法人日本棋院(東京都千代田区、理事長:小林覚氏)の協力の下、プロ棋士の学習支援に「GLOBIS-AQZ」を導入していく予定です。
◆「2019 中信証券杯 第3回世界電脳囲碁オープン戦」参加14チーム(アルファベット順)
CGI Go Intelligence 中華台北
Clear Stone 中国
DolBaram 韓国
FineArt 中国
GLOBIS-AQZ 日本
Go Genius 中国
GOLAXY 中国
HanDol 韓国
Handtalk 中国
Leela Zero ベルギー
MAYAGO 香港
Octopus Go 中国
YaoGo 中国
YiXiaoTian 中国
◆グロービス (https://www.globis.co.jp)
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