2024年02月26日
ニュースリリース
「G1アワード」を統合して新設。日本を良くするために貢献した人物を表彰 金丸恭文 氏、川淵三郎 氏、土井香苗 氏に授与
一般社団法人G1(東京都千代田区、代表理事:堀義人、以下G1)は、日本を良くする行動の実践者を顕彰する「G1 アワード」を新たに創設し、「G1アワード2024」を金丸恭文 氏、川淵三郎 氏、土井香苗 氏の3名へ授与しました。「G1アワード2024」の授賞式は、2月24日、第15回G1サミットにおいて万国津梁館サミットホール(沖縄県名護市)とオンラインでのハイブリッド形式で開催しました。
一般社団法人G1は「批判よりも提案を」「思想から行動へ」「リーダーとしての自覚を醸成する」の精神に基づいて、日本をより良くする行動を実践している人物を対象に、「G1新世代リーダーアワード」「G1・KIBOWソーシャルアワード」「G1メディアアワード」「100の行動アワード」の各賞を設け、毎年表彰を行ってまいりました。2024年より4つのアワードを集約して新たに「G1アワード」を創設、顕彰することにいたしました。
G1アワード受賞者に贈られるトロフィーのロゴ(上図右側)は、書家の紫舟 氏(G1新世代リーダーアワード2013 文化の部受賞)によるデザインです。紫舟 氏は、フランス・ルーヴル美術館地下会場でのフランス国民美術協会展にて金賞を受賞するなど、日本のみならず世界でも活躍しています。
初開催となる「G1アワード」授賞式では、3氏の行動を称えトロフィーを授与しました。
「G1アワード2024」受賞者
金丸恭文 氏 フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEO
川淵三郎 氏 一般社団法人日本トップリーグ連携機構 代表理事会長
土井香苗 氏 国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表
各部門受賞者の授賞理由、略歴は以下の通りです。
金丸恭文 氏 フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEO
≪授賞理由≫日本の規制改革の推進
2012年に発足した安倍晋三政権下の規制改革推進会議・議長代理を筆頭に、内閣官房 未来投資会議 議員、各省庁における委員会委員や経済同友会 副代表幹事などを歴任し、長期にわたって日本の規制改革に根強く取り組まれています。農林水産分野のワーキンググループ座長を務め、農林水産改革の方向性とビジョンづくりに奔走。関係者との丁寧な対話戦略を通じて、農業協同組合法、農地法、農業委員会改正、生乳改革や漁業法改正、林業の成長産業化の実現に取り組むなど、一貫して日本社会の規制改革をリードしてきました。
≪略歴≫
神戸大学工学部卒。1989年にフューチャーシステムコンサルティング(現フューチャー)を設立。2016年に持株会社体制に移行し会長兼社長グループCEOに就任。フューチャーグループは「ITコンサルティング&サービス事業」と「ビジネスイノベーション事業」の2軸でテクノロジーをベースとしたビジネスを展開し、デジタルマーケティング、IT教育、ECなどを中心に様々な分野で新しいサービスを創造している。金融審議会委員、産業競争力会議 委員、規制改革推進会議 議長代理、未来投資会議 構成員 、成長戦略会議 構成員、働き方改革実現会議 議員、公益社団法人 経済同友会 副代表幹事、公益財団法人NIRA総合研究開発機構 会長、日本ハンドボール協会 会長など政府や公益財団法人の要職を歴任。
川淵三郎 氏 一般社団法人日本トップリーグ連携機構 代表理事会長
≪授賞理由≫日本スポーツ界のガバナンス改革
2023年の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で日本代表は、アジア勢最高位となる19位となり、48年ぶりに自力での2024年パリオリンピック出場権を獲得しました。日本中を沸かせ、多くの国民に勇気と感動を与えた日本代表の活躍。こうした日本バスケ界の飛躍の背景には、かつては2つに分かれていたバスケトップリーグを統合しBリーグの発足を実現した、川淵氏の卓越した指導力がありました。川淵氏は日本サッカーJリーグの創設以来、サッカー、バスケを含め、日本のスポーツ界のガバナンス改革に長きにわたって取り組まれています。
≪略歴≫
1936(昭和 11)年大阪府生まれ。早稲田大学在学時にサッカー日本代表に選出された。卒業後は古河電気工業に入社。1964 年東京五輪に出場。日本代表監督などを経て、1991 年 J リーグ初代チェアマン、2002 年日本サッカー協会会長(キャプテン)を務めたほか、B リーグ初代チェアマン、日本バスケットボール協会会長、公立大学法人首都大学東京理事長などを歴任。東京五輪・パラリンピック大会評議員、選手村の村長も務めた。現在、日本サッカー協会相談役、日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザー。
土井香苗 氏 国際人権NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ 日本代表
≪授賞理由≫人権外交及び国内の人権課題解決に関する行動
世界最大級の国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表として、紛争地や独裁国家の人権侵害を止めるための人権外交や、日本国内の人権課題の解決などを政府に働きかける政策提言活動等に取り組んでいます。昨年からは日本の刑事司法制度に関しても、罪を認めなければ長期間、身体拘束する「人質司法」の制度改正を訴え、政策提言やメディアへの発信、世論形成の活動を続けています。
≪略歴≫
1998年東京大学法学部卒業。2006年ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。大学4年生の時、アフリカ・エリトリアにて1年間、法律作りを手伝う司法ボランティア活動に従事。弁護士(日本・2000-16年、米国NY州2007年-現在)。2006年にヒューマン・ライツ・ウォッチのニューヨーク本部のフェロー、弁護士業は休業して2008年9月から現職。紛争地や独裁国家の人権侵害を止めるための人権外交や、日本国内の人権課題(人質司法/刑事司法問題や、LGBTなど)の解決などを、日本政府に働きかけるアドボカシー活動を行う。活動内容は www.hrw.org/ja 神奈川県出身。
G1は、次世代を担うリーダー層が集う場の提供、社会的課題解決に取り組む企業の支援などを通じて、より良い日本、世界の実現に向けてこれからも貢献してまいります。
■G1について( https://g1.org/ )
2009年2月創設。日本を良くするために、各界のリーダーたちが議論し、行動するためのプラットフォーム。G1サミットを含む6つのイベント、G1政策研究所など4つのシンクタンク、各種部会・イニシアティブを展開しています。2016年2月には 「日本を動かす『100の行動』」(PHP研究所)を出版。
【本リリースに関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 土橋 涼
E-MAIL: pr-info@globis.com