2018年04月27日
ニュースリリース
一般財団法人KIBOW、「KIBOW社会投資ファンド2号」を設立
総額5億円を出資し、社会課題の解決を目指す起業家を支援
一般財団法人KIBOW(東京都千代田区、代表理事:堀義人、以下KIBOW)は4月、「KIBOW社会投資ファンド2号」を設立しました。1号ファンド(2015年9月設立)に引き続き、事業を通じて社会課題の解決を目指す企業へ「社会的インパクト投資」を行います。出資総額は5億円。「社会を変える」志を持った社会起業家たちに投資し、起業家自身の成長や事業の規模化を支援します。
投資対象は、地方創生(震災被災地含む)、医療・介護・高齢者、育児・子育て支援、貧困問題、環境保護、海外支援・協力などの社会課題の解決に寄与しうる案件です。投資条件として、株式への出資を基本とし、1案件あたり1000万~1億円を投資します。
KIBOWでは、「KIBOW社会投資ファンド2号」を運用することで、国内において先駆けとして取り組んできた「社会的インパクト投資」の機運をさらに高めます。社会課題の解決に奮闘する起業家に対して、より多くの資金が「あたたかいお金」として流入し、社会の変革を加速させることを目指します。
◆「KIBOW社会投資ファンド2号」概要
名称: KIBOW社会投資ファンド2号
設立: 2018年4月
出資総額: 5億円(株式への出資を基本とし、1案件あたり1000万~1億円を投資)
投資対象: 地方創生(震災被災地含む)、医療・介護・高齢者、育児・子育て支援、ソーシャル・インクルージョン、貧困問題、海外支援・協力(国内団体に限定。ファンド総額の10%まで)
<出資者(投資決定担当組合員、敬称略)>
学校法人グロービス経営大学院
株式会社グロービス
寺田航平
堀義人
<アドバイザリーボードメンバー(敬称略)>
青柳光昌(一般財団法人 社会的投資推進財団 代表理事)
鵜尾雅隆(日本ファンドレイジング協会 代表理事)
駒崎弘樹(認定NPO法人 フローレンス 代表理事)
佐藤大吾(一般財団法人ジャパンギビング 代表理事)
寺田航平(エクイニクス・ジャパン株式会社 取締役COO)
藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク 代表)
藤沢烈(一般社団法人RCF代表理事)
堀義人(一般財団法人KIBOW 代表理事)
宮城治男(NPO法人ETIC. 代表理事)
<これまでの主な投資先(KIBOW社会投資ファンド1号)>
愛さんさん宅食株式会社 (食べる喜びと健康を支える高齢者向け弁当宅配と介護事業を展開)
株式会社ポラリス(高齢者のQOLを上げる自立支援に特化した機能訓練事業を展開)
株式会社47PLANNING(地域の魅力を引き出す商業施設を運営し地域活性が出来る人材を育成)
株式会社ラポールヘア・グループ(多様な働き方ができる、託児所併設の美容室の展開)
◆KIBOWについて(http://kibowproject.jp)
東日本大震災の3日後に始動した救援・復興支援プロジェクト「Project KIBOW」は、「希望」と「Rainbow」から命名しました。長期的に被災地を支援していきたいという思いから、2012年2月に一般財団法人化し、以下の3つを軸に活動を展開しています。
1)「場」の提供(イベント)
被災地各地で、地域の復興を願う人たちが集まる「場」を作っています。地域の内外のリーダーたちが集まり、交流を生むイベントを定期的に開催しています。
2)寄付
これまで、約1400名以上の方々にご協力いただき集めた資金、約1億円(2015年8月)を、被災地で活動しているNPOや各地のリーダー達に提供しています。
3)社会的インパクト投資
被災地に限定せず、「社会を変える」志を持った社会起業家たちに投資し、事業の規模化を支援します。
■本リリースに関するお問い合わせ先
グロービス 広報室 田中
E-mail: pr@globis.co.jp TEL: 03-5275-3870 FAX: 03-5275-3890