2026年03月13日
ニュースリリース
KIBOW設立15周年 特設ページ公開
東日本大震災の復興支援から社会的インパクト投資までの軌跡
一般財団法人KIBOW(東京都千代田区、代表理事:堀義人、以下KIBOW)は、2026年3月14日にKIBOW設立15周年を迎えるにあたり、活動の軌跡をまとめた特設ページを公開しました。東日本大震災を契機に始まった復興支援の歩みと、社会的インパクト投資の取り組みを振り返るとともに、寄付者・支援者への感謝を表明し、今後の社会的使命と展望をお届けします。
■KIBOW 15周年記念特設ページ (URL:https://kibow.jp/15th)

■ 東日本大震災から15年、復興支援から社会的インパクト投資へ
KIBOWは2011年3月の東日本大震災を機に、震災復興支援を目的に発足しました。
東日本大震災が起こった直後、グロービス東京校に約100名の経営者やビジネスリーダーが集まり、被災地支援のための義援金を募りました。これをきっかけに生まれた復興支援プロジェクトが2015年に一般財団法人化され、さらに日本初のベンチャーキャピタル(VC)型社会的インパクト投資ファンド*「KIBOW 社会投資ファンド」を設立しました。
KIBOWはその後、活動を全国へ拡大。現在は、社会課題の解決と経済的リターンの両立を目指す「社会的インパクト投資」を主軸とする財団へと発展しています。KIBOWはこれまでに累計22社のスタートアップへ投資を行い、現在は3号ファンド(規模10億円)を運営しています(2026年3月時点)。
投資先には地方への貢献をミッションに掲げる企業も多数あり、地域の課題解決型ビジネスへの投資を通じて、持続可能な地域経済の発展を支援しています。
復興を起点に誕生し継続的に運営している社会的インパクト投資ファンドは、世界的にも稀有な存在であり、日本ならではの共助の精神と民間主導の取り組みによって形成されたモデルといえます。
震災から15年が経過した現在、被災地ではインフラ復旧が進む一方、記憶の風化や支援の縮小といった新たな課題も顕在化しています。また、南海トラフ地震など将来想定される大規模災害への備えの重要性も改めて認識されています。こうした背景を踏まえ、15周年を迎える本年、KIBOWはこれまでの歩みを振り返るとともに、寄付者・出資者・支援者をはじめとする多様なステークホルダーへの感謝を表し、復興支援の意義と日本発の社会投資モデルの可能性を次世代へ発信します。
* 2026年3月自社調べ 日本国内における「日本初のVC型社会的インパクト投資ファンド」として


数字でみるKIBOWの活動
■ KIBOW15周年記念特設ページの主な内容
KIBOW15周年記念特設ページでは、以下のコンテンツを掲載しています。
- 震災復興支援・社会投資ファンド活動の軌跡
発足から現在に至るまでの主要な取り組みや出来事を時系列で整理。震災復興支援から社会的インパクト投資へと発展してきた軌跡を俯瞰できる年表形式で紹介しています。 - 震災復興支援活動のリーダーやKIBOW社会投資ファンド出資者などのインタビュー
震災当時に各地でKIBOWイベントを主催した「KIBOW Leaders」、現在の活動の主軸である社会的インパクト投資ファンドの出資者(LP:Limited Partner)、KIBOW代表理事 堀義人など、KIBOWと深く関わってきたステークホルダーへのインタビュー記事を掲載。震災当時の想いや、現在も継続する取り組みについて語っています。 - 出資者・関係者からの応援メッセージ
KIBOW設立15周年にあたり、理事・評議員から寄せられたメッセージを掲載しています。東日本大震災直後の支援活動を原点とし、復興支援から社会的インパクト投資へと発展してきたKIBOWの歩みを振り返るとともに、「希望を灯す存在」としての役割や社会的意義について、関係者それぞれの視点からメッセージが寄せられています。
15年にわたる支えに感謝して、 KIBOW代表理事 堀義人からのメッセージをお届けします。
■一般財団法人KIBOW 代表理事 堀義人 メッセージ

東日本大震災から15年を迎えて〜希望をつくり架け橋となる~
東日本大震災から、15回目の春が訪れました。震災直後に立ち上がったKIBOWの15年間の軌跡をまとめ将来世代に語り継ぐため、特設サイトを制作しました。
KIBOWはこれまで、3つの活動を連続的に立ち上げてきました。
第一の活動は、被災地の復興支援です。30か所の被災地を回り、45回のイベントを開催しました。また、お預かりした義援金約1億円を原資に、助成金をお送りしてまいりました。(2016年からは熊本地震、2024年には能登半島地震の義援金募集・寄付も行いました)
第二の活動は、起業家・事業家の社会的活動を促進する取り組みです。一般社団法人G1と一般財団法人KIBOWが共同して「G1・KIBOWソーシャルアワード」を設立し、ソーシャル・パブリック分野のリーダーを表彰してまいりました。(2013年〜2022年)
そして第三の活動は、社会課題を解決するスタートアップへのインパクト投資です。これまで22社のスタートアップに、約10億円を投資してきました。(2015年〜2026年1月現在)現在のKIBOWの活動は、これが中心となっています。
これら3つの事業を貫く信念があります。それは、「起業家が希望を創る」ということです。震災後、各地域が置かれた厳しい状況の中でも、素晴らしい起業家が生まれ、事業を生み育て、ビジョンが多くの人々に共有されるに至りました。希望を失っていた人々も、やがて自分たちの地域の可能性を信じるようになっていきました。
こうした起業家たちから受けとった情熱と、「希望は創れる」という信念が、その後のインパクト投資へとつながっています。私たちKIBOWは、今後もヒト・カネ・チエという経営資源を提供することで、起業家を支援してまいります。そして、起業家が生んだ「希望」を多くの地に広げる「架け橋」としての役割を果たしてまいります。
これまでKIBOWの活動を支援してくださった寄付者、投資者の皆さまに、心より御礼申し上げます。皆さまのご支援なしには、KIBOWは上記の役割を果たすことができませんでした。これからも、KIBOWおよび投資先パートナーである起業家たちの活動に、ご支援を賜れれば幸いです。
■KIBOW社会投資ファンドとは
KIBOWは、2011年3月の東日本大震災を受け、復興を支援するために立ち上がりました。2011年のプロジェクト立ち上げ以降、継続的に支援を続けるため一般財団法人化し、さらに被災地だけではなく広く日本に貢献するために、2015年9月にKIBOW社会投資ファンドを設立しました。KIBOW社会投資ファンドは、「社会課題を解決し希望を生みだす起業家とともに、事業を創造し社会を変革する」というミッションを掲げ、社会起業家を対象とした社会的インパクト投資を実施しています。設立から10年間で合計22社のスタートアップ企業に投資を行っており、現在は「KIBOW社会投資ファンド3号」(総額10億円)を運営しています。未知・未解決の社会課題にも挑戦し、社会的インパクト投資を通じて社会課題の解決を加速させています。
◆KIBOWについて(https://kibow.jp/)
東日本大震災の3日後に始動した救援・復興支援プロジェクト「Project KIBOW」は、「希望」と「Rainbow」から命名しました。長期的に被災地を支援していきたいという想いから、2012年2月に一般財団法人化し、以下の活動を行ってきました。
現在は、被災地に限定せず、全国の「社会を変える」志を持った社会起業家たちに投資し、事業の規模化を支援する「社会的インパクト投資」を中心に活動しています。
1)「場」の提供(イベント)
被災地各地で、地域の復興を願う人たちが集まる「場」を作っています。地域の内外のリーダーたちが集まり、交流を生むイベントを定期的に開催しています。
2)寄付
これまで、約1400名以上の方々にご協力いただき集めた資金約1億円を、被災地で活動しているNPOや各地のリーダー達に提供しています。
3)社会的インパクト投資(KIBOW社会投資ファンド)
2015年9月にKIBOW社会投資ファンドを設立、これまで合計22社のスタートアップ企業に投資を行いました。現在は「KIBOW社会投資ファンド3号」(総額10億円)を運営し、未知・未解決の社会課題にも挑戦し、社会的インパクト投資を通じて社会課題の解決を加速させています。
■本リリースに関するお問い合わせ先
グロービス 広報室 土橋涼
E-mail: pr-info@globis.com







