2019年01月17日
ニュースリリース
グロービス経営大学院、卒業生向けに「中国古典に学ぶリーダー哲学」を4月に開講へ
ベストセラー書籍『最高の戦略教科書 孫子』著者、守屋淳氏が客員教授に就任
グロービス経営大学院(東京都千代田区、学長:堀義人)は2019年4月、ポストMBAの修養プログラム「アルムナイ・スクール」の特別講座として、「中国古典に学ぶリーダー哲学」を開講します。対象は、グロービス経営大学院のMBAプログラム、および前身のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBA(※)の卒業生です。本講座は、『論語』『韓非子』『孫子』などの中国古典や、渋沢栄一の思想や知恵を学び、いかに現代に活かすかを考えることで、ビジネスリーダーとしての志やリーダーシップを磨くものです。本講座では、作家でベストセラー書籍『最高の戦略教科書 孫子』(日本経済新聞出版社)の著者である守屋淳氏が客員教授を務めます。
グロービス経営大学院のMBAプログラムでは、「企業家リーダーシップ」「経営道場」などの講座で、著名な起業家、経営者の生き方や陽明学の思想を学び、企業家としての人間性や価値観を陶冶します。MBAプログラムの修了後も、志やリーダーシップを磨き続ける機会を提供し、卒業生による創造と変革への挑戦を後押しするため、本講座を開講することを決定しました。「アルムナイ・スクール」としては、3科目目の開講となります。
「中国古典に学ぶリーダー哲学」では、複数の中国古典を題材に、志の醸成やリーダーシップの発揮に関するテーマで、その思想や知恵を再編成し、習得することを目指します。期間は3カ月間。全6回のクラスを開講し、1回の授業は3時間です。授業はディスカッションを中心に進行し、講師のみならず受講生同士の議論から、気付きや学びを深めます。講座の最終回では、講座を通じた学びとビジネスリーダーとしての実践の決意を、受講生一人ひとりがクラス内で発表する予定です。
守屋氏は、「この講座は、中国の代表的な古典である『論語』『韓非子』『孫子』などの知恵をいかに現代に活かすかを、西欧のものの考え方との比較を織り交ぜつつ解説していきます。江戸時代以降、『論語』や中国古典のものの考え方は、日本人の無意識の価値観や常識のもととなっていきました。今後、グローバルに多くのビジネスが展開していくなかで、「己を知る」「己を無意識に縛るものを知る」ための素材も提供していきます。」と話しています。
グロービス経営大学院 アルムナイ・スクール特別講座
「中国古典に学ぶリーダー哲学」概要
開講時期 2019年4月6日(土)
場所 グロービス経営大学院 東京校(東京都千代田区二番町5-1)
対象 グロービス経営大学院 MBAプログラム卒業生/GDBA卒業生
定員 35名
受講料 126,000円
受講期間 3カ月(1回180分×全6回)
講師 守屋淳氏(作家)
お問合わせ 03-5275-3973
(※) グロービス・オリジナルMBAプログラムGDBA(Graduate Diploma in Business Administration)は、2003年にスタートした非学位のプログラムです。その実績をもとに、2005年、文部科学省より大学院大学の設置認可を受け、2006年4月より経営大学院としてMBA生を受け入れることになりました。GDBAとグロービス経営大学院のMBAプログラムとは、入学審査、カリキュラム内容、講師陣の質、取得単位数などアカデミックな側面で、ほぼ同水準にあるものとグロービスでは認識しています。
◆講師紹介
守屋淳 (もりや あつし)
作家
1965年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務を経て、現在、中国古典の翻訳・著述家として活躍。主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』『韓非子』などの知恵を現代にどのように活かすかをテーマとした、執筆や企業での研修・講演を行う。『組織サバイバルの教科書 韓非子』、『最高の戦略教科書 孫子』(いずれも日本経済新聞出版社)、『現代語訳 論語と算盤』(筑摩書房)など著書多数。
◆グロービス経営大学院
(日本語プログラム: https://mba.globis.ac.jp 英語プログラム: https://www.globis.ac.jp)
グロービス経営大学院は、2003年開始のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAを前身として、2006年に開学(当初は株式会社立、2008年に学校法人に変更)。開学以来、「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5キャンパスに加え、2014年からオンラインでプログラムを提供。2009年にパートタイム英語MBAプログラム、2012年に全日制英語MBAプログラムを開始し、日本国内のみならず世界各国から留学生を招き入れています。2017年10月には英語オンラインMBAプログラム(本科)を開講しました。2006年開学当初78名だった大学院本科入学者数は、2018年には日本語と英語の両プログラム(通学・オンライン)で925名に達し、日本最大のビジネススクールに成長しています。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーの育成を支援し、アジアNo. 1のビジネススクールを目指していきます。
◆グロービス (https://www.globis.co.jp)
グロービスは1992年の設立来、「経営に関する「ヒト」「カネ」「チエ」の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内集合研修事業 を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスなどを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびに情報発信サイト/アプリ「GLOBIS知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援も展開しています。
グロービス:
・学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)
・英語(東京、大阪、オンライン)
・株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内集合研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS知見録」
・株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ
・顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
・GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
・GLOBIS Thailand Co. Ltd.
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社 茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
■本件に関するお問い合わせ先
グロービス 広報室 担当:田中隆丞
E-mail: pr@globis.co.jp TEL:03-5275-3870 FAX:03-5275-3890 https://www.globis.co.jp