2018年09月28日
ニュースリリース
グロービス経営大学院の卒業生、90.3%がキャリアアップ、年収は卒業後5年以上で平均48.3%アップ
第4回卒業生キャリアアンケートから見えた、グロービスのMBAホルダー活躍の姿
90.3%がキャリアアップし、年収は卒業後5年以上の経過で平均48.3%アップ、21.7%が役員以上として活躍中――。グロービス経営大学院(東京都千代田区、学長:堀義人)が実施した第4回卒業生キャリアアンケートから、グロービスのMBAホルダーの活躍像が見えてきました。
<「第4回卒業生キャリアアンケート」 調査結果サマリー>
1. 90.3%が「処遇・キャリア面でポジティブな変化」を経験
2. 年収は入学時から卒業後5年以上の経過で平均48.3%増加
3. 役員以上の役職者の割合は入学時7.6%から卒業後21.7%に増加
4. 89.2%が「処遇・キャリア面以外」でもポジティブな変化あり
【調査概要】
調査期間: 2018年4月25日~5月23日
調査対象: 2017年3月迄にグロービス経営大学院、および前身のグロービス・オリジナルMBAプログラムを卒業した方
調査方法: インターネットによるアンケート 調査数・回答数: 調査数2,753、回答数1,258(回答率46%)
結果詳細: https://mba.globis.ac.jp/feature/alumni/questionnaire/
本アンケートは、グロービス経営大学院が卒業生を対象に、2018年4~5月に実施したもので、「卒業後のキャリアの変化」「年収、役職の変化」「処遇・キャリア以外の変化」などを中心に調査しています。
1. 90.3%が「処遇・キャリア面でポジティブな変化」を経験
処遇・キャリアに対して、「ポジティブな変化を経験」と回答した人は90.3%。ポジティブな変化があった人の回答の内訳(複数回答)では、「年収が増加した」(63.0%)、「昇進した」(50.6%)が上位となりました。
<回答者 定性コメント>
● 経営企画部長として新規事業を立ち上げ、その後スピンオフして起業した。 起業後、ベンチャーキャピタル等から、4億円以上の資金調達に成功した。(FLENS株式会社 代表取締役社長 大生隆洋氏 東京校2010年卒業)
●MBAのスキルとITの経験を買われ、楽天、マイクロソフト、アマゾンやドワンゴにヘッドハンティングされた。今は、ほぼ経営陣の一部として仕事を出来ている。(株式会社ドワンゴ 第二サービス開発本部 副本部長 各務茂雄氏 東京校2012年卒業)
●大阪本社の事業開発のスピードに課題感を感じ、シリコンバレー起点の事業開発を提言し、リードプロジェクトを実践した。現在では、北米新事業組織の責任者として事業開発と組織構築を担当しており、プロセスも自社で正式承認され、部門の他テーマにも展開され始めた。(パナソニック株式会社 メカトロニクス事業部 主幹(北米新事業担当) 中村雄志氏 大阪校2016年卒業)
2. 年収は入学時から卒業後5年以上の経過で平均48.3%増加
年収の増加率は、卒業から5年以上経過している2013年以前の卒業生では、平均48.3%となりました。10年以上経過している卒業生では、平均72.6%となり、長期的に年収増のキャリアを築いていることが伺えます。
参考: ビジネスパーソンの年収増加率
転職サービスのDODAが2017年8月、20~59歳のホワイトカラー系職種の正社員男女、約29万人を対象に平均年収を調査したところ、以下の結果(抜粋)となっています(※)。
35歳 468万円
39歳 501万円
40歳 513万円
44歳 543万円
平均年収の増加率の推計は、35歳から39歳では7.1%、40歳から44歳では、5.8%です。グロービス経営大学院の卒業生で、35歳から39歳の平均年収の増加率平均は35%でした。尚、グロービス経営大学院卒業生の卒業時平均年齢は39.6歳です(2018年度日本語プログラム卒業生、687名)。
(※)転職サービスDODA 「平均年収ランキング2017」 https://doda.jp/guide/heikin/age/
3. 役員以上の役職者の割合は入学時7.6%から卒業後21.7%に増加
入学時から卒業後の役職の変化では、「役員以上」の役職者の割合が7.6%から21.7%へ大幅に増加。「会長・社長」は12.8%に上り、卒業生が経営を担い、組織を率いるリーダーのポジションに抜擢される例も増えています。
4. 89.2%が「処遇・キャリア面以外」でもポジティブな変化あり
処遇・キャリア以外の人生全般に対して、「ポジティブな変化あり」と回答した人は89.2%。具体的な回答の内訳(複数回答)では、「学び続ける習慣ができた」(64.9%)、「人生の選択肢が増えた」(63.4%)が上位となりました。
処遇・キャリア面以外で「ネガティブに変化した」と回答した人のコメントでは、「楽しいと思えることが増えた、優秀な同窓生と自分を比較して落ち込むことが増えた」というものがありました。
参考: 人生100年時代(※)におけるグロービスのMBAプログラムの有益度
(※)平均寿命の伸長に伴い、複数回のキャリアチェンジを前提に生涯に渡り労働を続ける時代。多くの業務をAI・ロボットが代替していく等、ビジネス環境の変化が激しい時代。
グロービスのMBAプログラムについて、人生100年時代を踏まえて「有益だと思う」と回答した人は95.5%。定性コメントでは、「どのような変化にも対応できるキャリア作りに繋がっていると感じている。」との回答がありました。
<回答者 定性コメント>
●入学時に働いていた会社では、世の中の動きにしっかりとアンテナを張って行動ができている人が見当たらず、自分自身も感度は高めていたつもりでも、やはり狭い世界での行動や判断しかできていなかった。しかし、良質なネットワークを得た現在では、友人から情報や学びを得ることが多く、以前とは比較にならないくらいの解像度で世の中の動きを把握できるようになったし、何か動こうと思った時にはその方面に秀でた人が必ずと言ってよいほどネットワークの中にいるので、可動範囲も広がり、意図せずとも行動力が各段に強くなった。(株式会社参謀s 代表取締役社長 日高義雄氏 名古屋校2014卒業)
●前職の会社でも様々な経験はできたが、それでも1つのキャリアとしか捉えられなかった。グロービスでの学びを経て転職。2本目のキャリアを作り上げることができた。さらに今後は3本目のキャリアを築いていこうと考えている。ビジネス環境が激変するこの時代において、グロービスで学んだことが自信に繋がっている。(株式会社クニエ SD&M シニアコンサルタント 久保彩 オンライン2017年卒業)
◆グロービス経営大学院 (https://mba.globis.ac.jp)
グロービス経営大学院は、2003年開始のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAを前身として、2006年に開学(当初は株式会社立、2008年に学校法人に変更)。開学以来、「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5キャンパスに加え、2014年からオンラインでプログラムを提供。2009年にパートタイム英語MBAプログラム、2012年に全日制英語MBAプログラムを開始し、日本国内のみならず世界各国から留学生を招き入れています。2017年10月には英語オンラインMBAプログラム(本科)を開講しました。2006年開学当初78名だった大学院本科入学者数は、2018年には日本語と英語の両プログラム(通学・オンライン)で925名に達し、日本最大のビジネススクールに成長しています。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーの育成を支援し、アジアNo. 1のビジネススクールを目指していきます。
◆グロービス (https://www.globis.co.jp)
グロービスは1992年の設立来、「経営に関する「ヒト」「カネ」「チエ」の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内集合研修事業 を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスなどを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびに情報発信サイト/アプリ「GLOBIS知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援も展開しています。
グロービス:
・学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)
・英語(東京、オンライン)
・株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内集合研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS知見録」
・株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ
・顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
・GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
・GLOBIS Thailand Co. Ltd.
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社 茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
■本件に関するお問い合わせ先
グロービス 広報室 担当:田中
E-mail: pr@globis.co.jp TEL:03-5275-3870 FAX:03-5275-3890 https://www.globis.co.jp