2024年05月20日
ニュースリリース
グロービス経営大学院 動画とAIで学べるMBA単位「ナノ単科」、2024年7月期より「データ・アナリティクス入門」科目を新設! AIコーチング機能は、最新の生成AI「GPT-4o」に対応
グロービス経営大学院(東京都千代田区、学長:堀義人)は、動画とAIで学ぶMBA単位「ナノ単科」で「データ・アナリティクス入門」を2024年7月期に新たに開講します。またナノ単科で提供している「AIコーチング機能」は、OpenAI社の最新生成AIモデル「GPT-4o」への対応が完了したことをお知らせします。
「データ・アナリティクス入門」は、ビジネスにおける問題解決の手順と定量データ分析の基本を理解し、効率的かつ効果的に意思決定を行うための基礎を習得するカリキュラムを、「動画×AIによる実践演習×ライブ授業×グループワーク」という新たな方法で、6週間の短期集中で学べる講座です。
本科目は、急速なビジネス環境の変化に伴う、問題解決スキルやデータ分析スキルの重要性の高まりに対応し開発されました。現在、企業は、ビジネスを推進するためインターネットでさまざまなサービスを利用しています。結果、多くのデータが蓄積され、データをビジネスに活かしていくことがより重要になっています。そのため今まで以上に、直感や経験に頼らない、データに基づいた問題解決や意思決定が求められています。様々なデータから必要なデータを選び出し、ビジネスで活用するためには、データ分析の手法やコツを押さえ、効率的なステップを踏むことが重要です。本科目では、ビジネスにおける問題解決の手順と定量データ分析の基本を理解し、最適な意思決定を行うための基礎を身に付けることができます。
■2024年7月期:新設科目詳細
データ・アナリティクス入門: https://info.nano.globis.ac.jp/courses/nda
ビジネスにおける問題解決や定量データ分析の基本を学び、データを用いて効率的に問題解決する基礎スキルを養います。 問題解決において「何が問題か?」「どこが問題か?」「なぜ問題が起こったか?」「どうするべきか?」の順にステップで踏んで考える重要性や、各ステップの意識すべきポイントをおさえていきます。データ分析においては、データを比較しながら、「数字をどう解釈していくか」「分析で見落としがちな落とし穴はなにか」などを学びます。
「ビジネスのざまざまな課題の中から問題を定め、効率的に解決する手法を学びたい」「問題解決をする上でどのように定量データ用い分析するか学びたい」とお考えの方などを対象に受講いただける内容となっています。
開講日: 2024年8月5日
応募締め切り: 2024年7月14日
期間: 2024年8月5日-9月15日(6週間)
場所: オンライン
取得単位: 0.5単位
入学金: 無料 受講料: ¥40,000
科目開発担当教員からのコメント
小川 智子 グロービス経営大学院 教員
外資系コンサルティングファームで業務プロセス改善・ITシステム導入に従事。その後米国ソフトウェア企業で、新規事業における事業開発、営業・マーケティング、M&A統合プロジェクトに携わる。その後グロービスにてグロービス経営大学院の英語MBAプログラムの立上げや、マーケティング責任者として従事。
現在はグロービス経営大学院 教員。データ活用やイノベーションに関連する研究、コンテンツ企画・開発や、起業家支援などを行う。
膨大な量のデータやAIの進化により、従来人間が解決していた問題や行っていた活動を、AIが肩代わりすると言われています。実際にその流れを感じている方もいると思います。こうした中、実は、私たち人間が問題を設定したり、データを用いて解決するスキルは一層重要視されているのです。例えば、「AIにどんな問題を解決してもらうか」「AIが出した結果が正しいか」を見極める必要があります。また、身の回りの問題解決を短時間で的確に行うのは、人間のほうが得意です。「データ・アナリティクス入門」では、問題解決やデータ分析の基本を学びます。コースで扱う演習では、事業立ち上げ2年目の経営者の立場にたち、ビシネスで直面している課題を見極め、問題解決のステップに沿って考え、その中でデータ分析の基本を押さえていきます。
■ナノ単科の特徴
動画やAIによる実践演習・ライブ授業・グループワークを組み合わせ、オンラインで6週間、MBAの基礎知識を習得できるカリキュラムです。
ナノ単科プログラムを通して修得した単位は、グロービス経営大学院の卒業に必要な単位として認められ、単科・MBAへと継続学習ができます(但しMBA入学時には入学審査が必要)。 学生は、ナノ単科1科目修了につき、大学院の単位0.5単位を取得することが可能です。
グロービス経営大学院では、2017年2月にグロービスAI経営教育研究所(略称GAiMERi)を開設。GAiMERiの研究を活かし、AIやテクノロジーを使った創造と変革、すなわちテクノベート*1を担う次世代ビジネスリーダーの育成を推進、最先端の技術や手法を取り入れた教育プログラムを提供しています。2022年4月に特許を取得したAIラーニングシステム「GAiL」は、AIを使った記述式学習システムで、AIによるフィードバックをもとに学習を進めることを可能とし、「ナノ単科」の学習サイクルにおける「AIによる実践演習」に活用されています。さらに2023年3月には、「ChatGPT」を活用した対話型の学習システム「GLOBIS AI Chat Learning(略称GAiChaL、ガイチャル)」を開発し、世界に先駆けて「ナノ単科」に実装。また2023年6月から提供開始した「AIコーチング機能」は、OpenAI社から発表された最新モデル「GPT-4o」に対応し、より高精度な対話の実現につなげています。
*1 テクノロジーとイノベーションを組み合わせた造語
ビジネスの変革が加速する中、グロービス経営大学院では新時代に必須の経営知とビジネススキルを学ぶ機会を拡充していきます。
■2024年夏開講!ナノ単科提供講座
「ナノ単科」ではこの夏、「データ・アナリティクス入門」に加え、リーダーシップ・キャリアビジョン、戦略思考、アカウンティング、クリティカル・シンキング、マーケティング入門講座など6科目開講予定で、より多くの人の学びの一歩を後押し、学ぶ楽しさを広げていきます。
- リーダーシップ・キャリアビジョン入門
リーダーシップを発揮して組織・メンバーを動かすための基本的な考え方を学ぶとともに、リーダーとしての自分自身のキャリアについて考えを深めていきます。
- 戦略思考入門
戦略的に意思決定をするための思考法を身に付けるとともに、自身のキャリアを戦略的に考え、必要な能力開発を構想していきます。
- アカウンティング入門
ビジネス活動とアカウンティングのつながりを理解するとともに、身近な場面でのアカウンティングの活用イメージを具体化させていきます。
- クリティカルシンキング入門
問題解決力やコミュニケーション力、意思決定力など、多くのビジネススキルのベースとなる論理思考力の基礎を学び、「正しい問いを立てる力」を身につけることができます。
- マーケティング入門
ビジネスの価値を創造するための、実践で活用できるマーケティング的視点(モノの見方・考え方)を身につけるとともに、顧客体験価値の重要性を学びます。
- データ・アナリティクス入門
データを分析するために必要なフレームワークや考え方を理解するとともに、データに基づく意思決定の基礎を身に付けることができます。
【詳細とお申込みはこちら】
https://info.nano.globis.ac.jp/
【お問い合わせ】
グロービス経営大学院 ナノ単科事務局 E-MAIL:support@nano-mba.zendesk.com
◇グロービス サービス展開
グロービスでは、一人ひとりの課題や学習スタイルに合った方法で学び始めて、段階的にビジネスの実践力を身に付けていただけるようにサービスを展開しています。オウンドメディア「GLOBIS学び放題×知見録」と定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」で知識の習得を、AIと動画で学ぶグロービス経営大学院「ナノ単科」で実践への助走を、クラスでのディスカッションを通して学ぶ3カ月のグロービス経営大学院「単科」、2年間のグロービス経営大学院「本科」で本格的な実践力を身に付けることができます。
◆グロービス経営大学院
(日本語プログラム: https://mba.globis.ac.jp 英語プログラム: https://www.globis.ac.jp)
グロービス経営大学院は、2006年の開学以来「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。日本語MBAプログラムは、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインの6キャンパスに加え、水戸・横浜に特設キャンパスを開設。英語MBAプログラムは、パートタイム・フルタイム・オンラインを展開し、世界各国から多様な学生が集まっています。2006年開学当初78名だった入学者数は、2024年4月には日本語MBAプログラムで977名に達し、在校生・卒業生は合計1万人を超え、日本最大のビジネススクール*に成長を遂げました。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーを育成し、テクノベート時代の世界No.1MBAを目指していきます。
*参考:文部科学省「令和5年度専門職大学院一覧」
◆グロービス (https://www.globis.co.jp)
グロービスは1992年の設立来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびにオウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。
グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 学び放題×知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
GLOBIS Asia Campus Pte. Ltd.
GLOBIS Thailand Co. Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
GLOBIS Manila Inc.
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
・株式会社LuckyFM茨城放送
【取材に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com